ぽってりマリンアクア日誌

海水水槽1年目の記録

REEFER170立ち上げ

立ち上げ直後の出来事の覚書です。

(まだ立ち上がってはいないと思いますがとりあえず1ヶ月分のまとめ)

 

立ち上げ時の状態

  • 生体を入れず、ライブロック+ライブサンドのみ
  • ライブロックには以下の生物付き
    • 小さめのケヤリ
    • 謎の巻貝
    • ホヤ
    • カイメン
    • サンゴ(イワスナギンチャク・ディスクコーラル)

立ち上げ時(1週間)に行っていたこと

  • LEDは消灯状態にする
  • プロテインスキマーを24時間稼働させる
  • メインポンプを24時間稼働させる

水質測定2023年06月

水質測定

  • 毎日行った
  • 亜硝酸は常時0.05ppm未満であった
  • 硝酸塩はライブロックの微小生物の死骸があったのか初期は高かったがそれ以降は2ppmを維持
  • 生体の数が少ないからか追加しても特に硝酸塩が上がることはなかった

 

日付 出来事
2023/06/06 水槽内が白い粒(バクテリアの死骸?)で一杯になる
2023/06/08 プランクトンが水槽にたくさん張り付く
2023/06/09 デバスズメダイ2匹投入
2023/06/10

デバスズメダイがもう1匹に虐められ死亡

茶ゴケが目立ち始める

2023/06/12

イエローコリス、エメラルドグリーンクラブ、

マメスナ2種、ヤワタコアシカタトサカ、チヂミトサカ投入

2023/06/19 ヒフキアイゴ(幼魚)投入
2023/06/22 デバスズメダイがガラス面に身体を擦り付けているが表面の異常が見られない、寄生虫の類と判断しPraziproを添加
2023/06/23 デバスズメダイの擦り付け行動が治る
2023/06/28 ヒフキアイゴに白点らしきものを発見
2023/06/29

デバスズメダイがヒフキアイゴを突いている

白点治療のためICH添加開始(2週間継続)

2023/06/30 デバスズメダイをバケツへ隔離
2023/07/02 デバスズメダイ死亡(恐らくアンモニア中毒)

 

デバスズメダイ

ライブサンド・ライブロックのお陰か硝酸塩が増えることなく逆に減っていっていたため、バクテリアを増やすためにデバスズメダイを投入しました。

デバスズメダイだけ近所のペットショップで買ったのですが、片方は早々に虐められ水槽の角に留まっていました。エラがあまり開いておらず、今思うとエラムシが付いて弱っていたところをやられてしまったのだと思います。

ショップの水槽の状態が悪かったのか、残ったデバスズメダイも痒そうにし始めました。ショップのレビュー・生体の状態をよく確認するべきでした。

ヒフキアイゴを虐め始めたのも体調の悪さからくるイラつきだったのかもしれません…

バケツに入れて酸素供給・温度管理もしていたのですが、隔離キットをネット購入して届いたあたりで苦しそうにし始め、あっという間に亡くなってしまいました。

餌をやらず、1日に1回水替えしていれば助けられたかもしれません。深く反省しています。

 

Prazipro

ハダムシ・エラムシなどの目に見えない寄生虫に効果的で副作用もないとのことで購入しました。本当はホンソメワケベラを入れたかったのですが、今いるお魚が少ないので入れるべきではないと思いました。

私の水槽ではイエローコリスが興奮した以外には特に異変も起こらず、数日でデバスズメダイの擦り付けるような泳ぎが改善しました。

次にお魚を入れる際はこれでトリートメントしてから水槽に入れようと思います…

 

白点病治療

ヒフキアイゴが幼魚で体力が少なかったからか、輸送後のストレスやデバスズメダイからのプレッシャーで免疫が弱ってしまったようです。

ヒフキアイゴが餌をしっかり食べていたこと、まだ小さいこともあり捕まえたり薬浴はかえって弱らせてしまうと思い、ICHを投与しました。

ICHは白点虫が住みにくい水にするらしいため、以下のことに気を付けて投与しました。

  • ヒフキアイゴの白点が少ない時間帯に投与する
    • 寄生中は効果が薄そう
    • 白点の幼体を再度寄生させないことを意識
  • 注射器で正確に測り、少しずつサンプのポンプ付近に入れる
    • バクテリアに与えるダメージを少なくするため、ろ材から一番遠い位置に入れる

投与から12日後、ヒフキアイゴの白点が完全に見られなくなりました。

水質検査の結果に特に問題は感じられませんでしたが、ICH投与期間はマメスナがあからさまに不機嫌でポリプがいくつか閉じっぱなしでした。

 

まとめ

色々と自業自得の理由で精神的に不安定な1ヶ月でした。

立ち上げ直後ならではというより、いつでも起こりうる問題だったように思えます。

温度合わせ・水合わせだけで水槽に入れることにはリスクがあるということを実感させられました。

次に生体導入するときは、寄生虫・細菌のトリートメント期間を設けて絶対に病気を持ち込まないように徹底したいと思います。